■告知です
ギリギリ直前の告知で申し訳ないです。あと2日で始まります。
7月3日より隔週全四回『お絵かき講座パルミー(Palmie)』にてZBrush基礎講座を担当させていただきます。
3D学習をお考えの方、学習中の方など、参加者募集中ですので皆様お誘い合わせの上ご参加いただけるとありがたいです。何卒、何卒よろしくお願いいたします。
【ZBrush 4R8&Core対応】ZBrushで作ろう! 3Dキャラクターメイキング講座 by ますく先生
概要ですが、前知識ゼロの状態からZBrushでオリジナルキャラクターを作り、オリジナルキャラをWeb公開するといった内容です。
しかし、Palmieの講座でやらせていただく以上それだけでは終わりません。
今後、3DCGを独学していける応用力を身につけてもらうために、誰も教えてくれない3DCGの本質的な基礎部分を解説いたします。
知識ゼロの状態から本当の地力を身につけていただけるよう、サポートさせていただきたいと思います。
◼️パルミーについて
『お絵かき講座パルミー(Palmie)』イラスト分野の方、あるいは絵師を志し、勉強したことのある方ならご存知の方は多いかと思います。
エッジの効いたプロのテクニックを知識ゼロから解説するYoutubeの無料講座やスマホアプリをはじめ、サポートの手厚いオンラインプレミアム講座など様々なCGイラストのノウハウの講義を配信している知る人ぞ知る有名なオンライン講座です。
そのPalmie様がついに3DCG分野に進出することになり、第一弾ZBrushモデリング講座を担当させていただけることになりました。
私自身ゲームイラストの仕事をしていた時期も過去にあり、また、3Dモデリングの技術向上にもイラスト分野のテクニックは必要不可欠なため、制作に行き詰まった時などはPalmieの動画講義にはよくお世話になっておりました。
Palmieで配信講座(後にアーカイブ講座として受講可能になります)としてやらせていただく以上、エッジの効いた講座にしなければならないと考え構成を組みました。
私はAmazonで購入できるCG関連の本は全て貯蔵しておりますが、本で独学するだけでは解決できない問題に何度も直面し、数多くのソフトに関して長い時間をかけて研究と検証を重ね、解決策を模索してきました。
そういった経験から、どこが問題になるのか、どのような問題をどのように解決するのかといった『ソリューション』の部分では長けている部分があり、いつのまにか講師や企業向けの技術コンサルとしての仕事を請け負うことが多くなっておりました。
こと、モデリング分野において、私以上に多くの挫折を経験し、長い時間をかけて問題解決に取り組んだ人間は多くはないと自負しております。
本講座では、決して本だけでは理解できない、人が教えてくれない、CG基礎の根本理解を理念として掲げているため、
初心者の方だけではなく、CGモデリングを学習中で技術的な壁に直面している方や、曖昧なままCG製作をされている方など、
問題の糸口をこの講座の中に見いだせるよう努めさせていただきますので、ぜひご検討のほどお願い致します。
◼️概要説明
今回担当させていただくのは、『Palmieプレミアム講座』として置かせていただくことになる全4回のZBrush講座です。
対象ソフトはZBrushCoreとZBrush4R8、
2017年7月3日17:30より4週連続で講義を配信いたします。
ライブ授業に参加いただける方は、コメントでその場で質問ができるようになっておりますが、後からお申し込みいただいた方は、録画した講義を受けていただくかたちになります。
7月24日が最終講義ですが、質問などはTwitterなどで適宜対応させていただきたいと思います。
◼️内容説明
90分講義の中で、前段の基礎部分はZBrushCore、後段の応用部分はZBrush4R8を中心とした応用編とさせていただきます。
なお、本筋である『オリジナル3Dキャラクターを作ってネットに公開』する部分はZBrushCoreだけでも完結する構成になっております。
講義の後段では毎回ZBrush4R8を中心とした応用技術の紹介という構成のため、より深く3Dモデリングを学習したい方は4R8をご用意いただくか、公式から出ている45日間の体験版をご利用いただければ幸いです。
Core版と4R7の違いについては以下の図をご覧ください。
大きな部分では、機能制限版のCoreではテクスチャを扱えない、ポリゴンモデリングができない、という問題が挙げられます。
Core版のみをご使用の場合、以下のようなテクスチャーを扱えなくなります。
解説を聞くだけになってしまうのでご注意下さい。
Core版のみでも着彩やWebへのアップロードは可能ですが、
容量が増え、データが著しく重くなり、クオリティも担保できかねます。
上記のUVは全てZBrushのみで自動展開したものです。
外部ツールの紹介をおこないつつ、基本的にはZBrushのみで完結するような解説を試みます。
◼️講義内容、レジュメ内容は以下の通りです
◼️対象
『一般の方』
主な対象はCGイラストやゲームCG分野に興味のある方となります。
・イラスト分野を勉強していて、3DCGの技術にも興味がある方
・イラストの背景や当たり用に3DCGを覚えたい方
・3DCGを覚えることで物質への理解を深め、画力向上を目指す方
・絵は描けないけどクリエイターに憧れがあり、3DCGを仕事にしたいと考えている方
・イラストレーターとしてアーティスト就職を志望している方
(アーティスト就職の際に3Dスキルはライバルと差をつける強いアピールポイントになります)
・ゲーム開発をしており、ゲーム系のモデリングの知識が欲しいアマチュアの方
などです。
『法人の方』
本講座の講師は、普段は企業向けのCG技術コンサルタントとして活動しており、
企業様に対してモデリングやゲーム分野の専門知識をアドバイス・サポートをさせていただくことも多くあります。
本講義はモデリング分野に特化したものですが、企業向けのCG教育としてもご活用いただけるような構成で組ませていただいております。
特に、3D分野への進出を考えているソーシャルゲームメーカー様などにはぜひ学んでいただきたい3DCGのノウハウ、
例えば、
ZBrushが苦手と思われてきたポリゴンモデリングのソリューション、
ZBrushで作成したハイディティールのモデルをどのように映像やゲームで扱うかなど、
モデルの運用という視点を盛り込んでおりますので、CGの専門知識を新たに学ぶ必要のあるアートディレクターや新入社員の3DCG学習などにお役立ていただければ幸いです。
◼️有料講座ではあるものの、経済的負担は最小限
本格的に専門学校に通ったり、一年間のオンライン講座を受講するのは負担が大きいと考えている皆様、
パルミーの1ヶ月間の短期集中講座で、本格的かつ最低限の負担で3DCGモデリングをはじめることができます。
3DCGをご自宅で独学したい方、1ヶ月間でCGモデリングの基礎学習をしっかりとサポートいたしますので、この機会にぜひご検討をお願いします。
◼️A. デジタル原型についての質問を受けましたが
講師は元デジタル原型畑の人間です。数百の原型データを扱って参りました。
そして、現在はゲームキャラクターモデルや映像用のモデルをメインで作成しているため、
講義内ではデジタル原型の手法とゲームモデリングの手法を対比しながら解説する場面もございます。
応用編までしっかりと理解すればデジタル原型とゲームモデルの作り分けをすることも可能になります。
しかし、本講座はあくまでイラストレーターやゲーム分野をターゲットとしているため、
デジタル原型についての理解をより深めたい方は、同講師が担当させていただいているワンフェスのArchemyによるZBrush原型基礎講座の方も合わせてご利用いただければ幸いです。
こちらはPalmieの講座とは外れるため、別記事にてまとめております。
◼️ZBrushと相性の良い厚塗り講座がオススメ
プレミアム講座には様々ラインアップがありますが、特に本講座と特に相性が良いのは厚塗りの講座です。
ZBrushのスカルプトモデリングとはすなわち、厚塗りのグリザイユ画法に他なりません。
グリザイユ画法とは、影でシルエットを作り、凸面に白を置き、立体を浮き彫りにしていく技法です。
3Dの場合は様々な角度から辻褄があうようにシルエットを作り、立体を彫り込む必要があり、デジタル彫像は厚塗りそのものの技法を用いるものなのです。
本講座と合わせて、是非厚塗り講座もご利用いただければ幸いです。
◼️最後に
もう一度本講座の告知をさせていただければと思います。
初回配信日は2017年7月3日19:30より、
配信講座の受付けは最終日の7月24日まで、
配信終了後はアーカイブとして閲覧可能になります。
今までの集大成として精一杯努めさせていただきますので、ご参加ご検討のほどよろしくお願い致します。
■おまけ
パルミーちゃん(ZBrushあるあるバージョン
ZBrushの初期画面でこうなった場合『Ctrl+N』を押してクリアしましょう。