告知、と前回の前回の事後報告です。
◼️ワンフェス講座の告知
この度、夏の『WonderFestival2017』で引き続き
ArchemyのZBrush造形基礎講座を担当させていただけることになりました。
もしお会いできる方がいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします!
ワンフェスの基礎講座は、特に原型分野に興味のある方を対象としています。
アナログ造形しかできないプロ、アマチュアの原型師様!ワンフェスにふらっと立ち寄って、ふらっとZBrushを覚えたい人など、全然関係ない人でもぜひご参加下さい。
90分間みっちり集中してZBrushの基本を学習することができます。
さらに、中級者向けのまーてい先生のワンフェス講座も同時開催予定です。
ワンフェスでの造形基礎講座 →
原型師まーてい先生の担当する
ワンフェスでの造形中級講座 → Alchemyスクールでの原型師養成講座
といった流れになっております。アナログ原型のプロやアマチュアの方、これから興味がありデジタル造形をはじめたみたい方はぜひ、まずはワンフェスの体験講座に起こし下さい。
そして本格的にデジタル原型を学びたい方はArchemyの原型師養成講座に是非ご参加下さい。
◼️突然キタZBrushの神アップデート
突然ですが、なんの前触れもなくやってきてZBrush4R8のアップデート
これが衝撃的でした。
なにせ、多くの機能改善があり、複雑難解な機能が多く改善されたため、新規に教わる人の負担が1/3くらいに減った気がします。
今後のZBrush講座はどんどん進化して、全くの初心者の方でもオリジナル作品完成までたどり着ける率が高くなるのではないかと考えております。
◼️前回のZBrush講座の事後報告
告知の前に、前回の事後報告です。
以前、アルケミー様で担当させていただいた講座の告知記事を書かせていただきましたが、2017年冬季のZBrush短期集中講義及び、ワンフェスの夏期集中講義のその後ですが、
非常に暖かい評価を受け、好調に終えることができました。
特にワンフェスの講義の方は息をつく暇もなく、一日90分講義が3コマ、2日で6コマ
非常に大勢の方に対してワークショップ形式で行なっていたた、めまさに激戦の2日間でした。
同じ人が2日間来るのではなく、毎回異なるメンバーが10人から最高15人まで集まり、90分間でZBrushの基本操作を覚えるという、それが6回、あったので、非常にやりごたえのある2日間でした。
写真は休憩時間の風景。
以前はワンフェス会場内で行われていた講座ですが、前回からはワンフェス会場の別館に個室を借りて、静かな中で集中してZBrushを体験することができます。
きっかけを下さった原型師のまーてい先生をはじめ、Alchemyの代表大澤様、サポートしてくださったチューターの森内さん、そして、一番の功労者はワンフェスZBrush講座を長きにわたり支えてくださっているArchemyの美人副手の吉岡さん。すべての手配をほぼ一人でしてくださり、大変お世話になりました。
自分一人でこの規模のイベントは絶対に不可能だと思いました。
さらに、機材提供をいただいたWacom様や、公式で紹介いただいたPixologicの葵様など、多くの方に支えられて、ワンフェスのZBrushセミナーは実現しております。
このような場ですがお礼の言葉を伝えたせていただければ幸いでございます。
■カリキュラム
体験講座の内容は、前回と同じでだいたいこのような感じです
しかし、今までと違うところは、劇的に改良されたZBrush4R8のバージョンで学習できるということです。
最新機能のブーリアンもありますし、より操作が分かりやすくなったため、
今までは顔しか作れなかったのが、今回からは早い人なら一体キャラクターを作れてしまうくらいの差がありそうです。
◼️アフターサポート
当時まだ4R7のバージョンで、難解な部分も多かったと思います。
受講者の皆様は、ZBrushをみなさま一通り扱えるようになっており嬉しい限りでした。
(が、僕も経験ありますが、この手のソフトは一度使えて安心しても、復習しないとすぐに忘れてしましますので、忘れたらまた受講しに来てくださいw)
一応、ココ以外でも私の講義などを聞いたことのある方はしっかりとアフターケアの方はさせていただきたいと思いますので、質問等あればTwitterの方で気軽にコメントをいただければ対応いたします。
TwitterIDは@mask_3dcgでございます。
ぜひ気軽にFacebookやTwitterで交流していただけると嬉しいです。
特にAlchemy本校の方で短期集中講座に参加してくださった皆様、お疲れ様でした。
内容的にもかなり詰め込んだので、ハードだったかと思います。
今後の方針といいますか、多くいただいた声としましては、3Dペイントについてもっと知りたい、というお声を多くいただきました。
確かに、私自身最も得意とする部分が3Dペイントなので、ありがたいお言葉ですが、3Dペイントはテクスチャ運用とも密接に絡んでくるので、短時間の講義で説明するのは少しむずかしい部分があります。
多くの要望が寄せられた場合、3Dペイントの講座が実現するかもしれませんので、応援していただけると助かります。
特にアルケミーもワンフェスも、皆さん才能のある方ばかりで、地の造形力は僕よりも上手い方なんてざらに、沢山います。
僕自身CGArtistではありますが、才能ではなく、ひたすら地道な努力と膨大な知識の蓄積で戦うタイプだと思っておりますので、
僕よりも才能もセンスも優れいている方々は、どんどん技術を吸収していただいて、どんどん素晴らしい作品を作って世界に羽ばたいていただき、
私が老いぼれたときに、天下を取ってサルベージしていただけると幸いです。
◼️3DCGは努力で夢が実現する分野なんじゃないか説
昔ははまだパソコンも普及していませんでしたし、CGなんて遊びとしか思われず
周囲からはいつまでもぷらぷらしてないで、マトモに仕事しないさいと言われていた時代です。
しかし、今はコンピューターを使った仕事はホワイトカラーワーカーの代名詞ですよね。
周囲の理解という点でも、プロは目指しやすくなったのかもしれません。
アルケミーから北米でモデラーとして活躍されている方も出ていますし、正に可能性は無限大かと思います。
海外、北米で活躍したい、CGの大きなコンクールで優勝したい、本を出したい、大手ゲームメーカーでビックタイトルを作りたい、フィギュア原型師になりたい、自動車を設計したい、
世界はますますデジタル化し、CGモデリングの需要は高まっています。
可能性は無限にあります。
CGイラストの世界で天下を取るのは難しいですが、3DCGの世界は技術力と理詰めの知恵でも十分戦える世界、努力が確実に報われる世界です。
私はフリーランサーなので、色々な場所で教えたり、活動したりしているため、どこかに強く肩入れできる立場ではありませんが、
アルケミースクールで学ぶことは、確実にCGでプロになり、成功する近道だとオススメできます。
◼️Archemyについて
社会人、学生、ダブルスクールとしても学ぶことができます。野望のある方はアルケミーの門を叩いてみるのは如何でしょうか。
僕もやり直せるなら多摩美時代にAlchemyにダブルスクールしていました…
今からでも通いたいくらいです。
さて、最後の最後に再び告知ですが、この度、夏のWonderFestival2017でもArchemyのZBrush講座を担当させていただけることになりましたので、もしお会いできる方がいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。