ZBrushでIBL
ZBrushでモデリングするとき、シェーダーが見難いと感じることはありませんか?
今回紹介するのはこちら、LightCapによるIBL表示の方法です。
ZBrushのマテリアルは固定シェーディングなため、選択するシェーダーによって、作成した形状も全然異なって見えてしまいます。KeyshotやSubstance、3D-Coatとは異なるため、見せかけのZBrushのデフォルトシェーダーに不満を持っている人は多いかもしれません。
そこで、今回の記事は今主流の背景パノラマ画像(HDRI)を用いたLightCap(ライトキャプチャー)機能を用い、美しいビューと、背景パノラマでモチベーションを上げようという趣旨でございます。
■ZBrushでIBLの方法
①ライトタブの、ライトをすべて消します。背景イメージをライトに使うためです。
②BackgroundタブのImageにHDRIを指定し、Onにします。すると背景にパノラマが適応されます。
③同タブの Reflect(反射)にチェックを入れLightCapsをクリックします。すると、選択中のマテリアルに背景パノラマがベイクされます。
④マテリアルにはLightCapsが適応できないMatCapsマテリアルもあるので、色々試してみて下さい。
⑤パノラマ画像のサンプルは、LightboxのTexturesの中に入っています。自分でパノラマ写真を撮影、編集する方法はまた今度記事にまとめようと思っています。
⑥以下、何パターンかパノラマ画像を入れ替えた様子です。
如何でしたでしょうか。皆様のよりよいZライフにご活用下さい。