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■ついつい新しいガジェットやソフトに手を出してしまう、『人柱系CGモデラー』によるTipsブログです。

iPadProってどうよ? (後編)

 
■MacProを3ヶ月=4ヶ月を使ってみた使用感レポートです。
 
■メリット
 
まずApplepencilの精度、これは現状の液タブで段違いに高いです。
 
しかし、その大画面からパソコンメインで仕事をしていると、資料や映像端末として本領を発揮します。
 
スピーカーが四方についているので音質が最高で作業用BGMを流すにも最高です。
 
その結果メインPCで遊ぶことがなくり、PCは仕事に集中しiPadは娯楽用としてきっちり役割を分けることができたのが素晴らしいです。
 
 
■デメリット
 
しかし、デュアルモニタやお絵かき機能はあまり使ってない印象…(メインの液タブで仕事をしているので)
 
iPad液タブ化の最大の弱点はサイドボタンがないことによる、左クリック、中クリックがつかえないことにあります。これはSurfaceでも同じです。
 
右クリックのみで扱えるソフトは、ペイント系のソフトとZBrushくらいでしょうか。
3dsMaxと3D-Coatはほぼ使えませんでした。これは残念。
 
 
■ケツロン
 
サブ機として買って良かったです。音良し画質よし、YoutubeやRaiko、HuluやNetflixを作業用BGMに垂れ流しにできるので、仕事中にメインPCで遊んでしまうことがなくなりました。
 
 
■アプリ紹介
 
ここからは便利なアプリ紹介です。
 
 
①お絵かきツール
 
 
【Procreate】
 
このアプリはApplePencilの精度を最大限に引き出したアプリです。
 
3Dでシーンを作るために作成したラフですが、ほぼA4サイズのiPadPro大画面とペンの精度を活かし、ほぼズームせずにこのくらいの書き込みが可能です。
 
実際の紙よりも細かく書き込める印象。
 
しかし、Procreateは手ブレ補正がないのが残念です。
 
f:id:maskmen2:20151208155615p:image
 
こちらのクリーチャーのラフ画もほぼ拡大無しで描き込めました。
先述したとおり手ぶれ補正がないのでキッチリした線は苦手ですがアナログ以上の書き込みが可能です。
 
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【MediBangPaint】
 
こちらのツールは手ぶれ補正が優秀で、SAIやクリスタに似ているかきごこちです。
先ほど紹介したProcreateがアナログ風背景に向いているなら、こちらのメディバンはキャラクター制作にむいているかもしれません。
 
両者ともかなり優秀なソフトです。
 
 
【Zenbrush2】
 
透過PNGでExportできるので他のペイントアプリとも連携可能な本格書道ソフト
Zenbrush2!!
ZBrushと名前が似ていますが書道アプリです。
 
なんと、筆の立体的な動きを3DシミュレートしてくれるのでApplepencilと連携すれば角度、筆を押し付ける強さを巧みに反映してくれます。
 
ほぼ完璧に物理的に正確な書道シミュレートアプリです。
手も汚れないしカッコいいロゴが作れて最高です。(レイヤーがないのが惜しいです)
 
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②3Dソフト
 
iPadで3D、十分にポテンシャルがあります。3Dモデリングができるだけの性能は確実にあります。
 
ソフト側がまだまだな感じもありますが…SculptrisやZBruhの簡易版、CADの簡易版が出揃った感はあります。
 
また、Webブラウザ上で動くSculptGLというWebアプリもあるので、こちらも併用すると可能性が広がると思います。
 
【SculptGL】
 
【Autodesk123D】
 
Autodeskのモバイル版スカルプトアプリで、これは昔からありました。簡単なスカルプトとペイントができます。Exportは有料版を買わないとできません。これは残念。
 
【Forger】
 
わりと本格的なスカルプトソフトで、ペイント、簡易的なライティング、シェーディングまで可能です。
複数オブジェクトを扱えるならZBrushのラフモデルをiPadで作るなんて用途もありえます。
 
今後に期待です。
 
こんな感じでざっくり形をつくります。
ZSphereに似ている昔ながらのスフィアでベースメッシュを作るスタイルです。
 
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シェーダーを選んで、ざっくり色を塗って、ライティングです。
 
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今回はやっていませんが、なんとForgerはポージングもできます。
123DSculptでも同じフローを組んでいますが、こちらのソフトはSphereベースでベースメッシュを組むとSphereがボーン化してポージングができるのです。
 
なんと、ウェイト調整もでき、本格的なスキニングができるんです。
ZBrushにも死ぬほど欲しい機能ですよね…(擬似的には可能ですが)
 
この機能だけはPCで版のどのソフトにもないので非常に羨ましいです。
 
外部ソフトとの連携強化が望まれます。
 
 
③サブモニタ、液タブ化アプリ
 
さて、これが気になっている人も多いと思います。
 
iPadProはサブモニタ化できるのか?
 
できます。完璧に。
 
iPhoneと同じ細いライトニングケーブル一本で充電しながらサブモニタ化できるなんて信じられませんよね…これは驚きです。
 
 
液タブ化アプリ【AstroPad】
 
これは、記事にまとめようとした矢先、渡が尊敬するガジェットマスターの瀬戸弘司氏に紹介されてしまったのでリンクを貼っておきます。

 

補足として私が唯一提供できる有益な情報は、ZBrushがぬるぬる動くという事実だけです。3D系のツールも使えます。

 

しかし、サイドボタンがないため中ボタンドラッグや右クリックができません。非常に残念です。同じ理由でSurfacePro3も売却してしまいした。

 
多少のジャギと遅延が発生しますが、描画をリアルタイムにするためインターレース方式ではなく、グリッド更新方式にしたためだと思います。
遅延が発生するかわりにペンの遅延はゼロになる仕組みで画面を大きく動かさなければ十分に使えます。
 
これは実際に使っている動画を見てみると良いかもしれません。
 
 
当方がレビューしたTwitterの記事はこちらです。瀬戸さんの動画と合わせて参考にしてみてください。
 
 

 

 
 
サブモニタ化アプリ【Duet】
 
Duetは良いです。インターレース方式で遅延がほぼないサブモニタ化アプリです。
ライトニングケーブルで有線接続して使うのですが、充電しながらサブモニタにもなるのが最大の利点です。
 
一般的なPCよりもiPadProの方が解像度が高いので画面領域が莫大に増えることになり作業効率アップ間違いなしです。
 
更に、バックグランドで音楽再生アプリを立ち上げておけば、メインPCのリソースを割くことなくiPadProの素晴らしい音響で音楽を楽しみながらサブモニタを活用することができます。
 
筆圧感知はしてくれないので、この辺が進化すれば最高です
 
 
■サイゴニ
 
iPadPro、最高です。買って良かったです。
今のところ娯楽用タブレットに興じてはいますが、スペックはこれ以上ないほどに高くアプリ側に今後は期待、そんな総評でした。